母の通夜が終わり
その日の夜、
家族3人で過ごした。


僕は通夜でワンワン泣いたのもあり
父と兄にこれ以上余計な心配をかけないようにと
努めて明るく振舞った。



母は身長が低く、ぽっちゃりとした体形だった。
僕は母の事をたまに「ブウ」と呼んでいた。


「ブウ」とはドラゴンボールに出てくる
子供っぽい性格の可愛らしいキャラクターで
母にそっくりだと、母に対して
悪口というより親しみを込めて言っていた。


母の通夜には、僕が思っていたより
多くの人が来てくれた。


僕は不意に


隣の和室(母の寝室だった部屋)に向かって



「ブウ意外と知り合いいたんだね~」


と馬鹿にしながら
言った瞬間



突然リビングのタンスの上に置いてあった
母の写真が盾ごと倒れた。


僕はドキッとした。


母をからかった途端に
母の写真盾が倒れたことに。


間違いなく母の仕業。


『はつみは今ココにいる!』



そう思ったら



そう感じたら



嬉しくて



恋しくて



一気に涙が零れた。



この夜、母は間違いなく
僕ら家族と一緒にいてくれた。


そんな不思議な体験をした夜だった。


そして翌日、告別式当日の朝
これ以上に不思議な体験をする。


それは間違いなく
母からのメッセージだった。


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