20代で両親を癌で亡くした僕の想い ~心の宿り木を目指して~

21歳の時に母を29歳の時に父を亡くした現在31歳の男です。 僕の経験や想いを書いています。 死別を経験した僕だからこそ誰かの役に立てるのではないか たくさんの愛情をくれた自慢の両親が生きた証を残したくて書き続けています。 身近で見た癌発見前の体の異変、癌発見、入院、抗がん剤、告知、看病、別れの時、それぞれの死から感じた事など赤裸々に書きます。 読んでくれる方の何かのきっかけになってくれれば嬉しいです。

カテゴリ:

タクシーに乗り込み時間にして10分ぐらいで病院に着いた。父から財布を渡され支払いを済ませて先に僕はタクシーから降りた。父はゆっくり、ゆっくり座ったままお尻を滑らせ開いているドア側まで来た。僕は父に右腕を差し出した。父は僕の右腕を強く握りタクシーから降りた …
続きを読む

今日2月2日は母の命日だ。2009年2月2日に亡くなったので今日で丸10年だ。母は53歳で亡くなった。生きていれば63歳。来月の3月が誕生日だから生きていれば64歳。なんだか10年という節目なためか母の早死に対し考えるのはなかなかない。64歳なんてまだま …
続きを読む
避け続けていた場所

母と死別してから僕にはずっと避け続けていた場所があった。その場所とは母が入院し、母が亡くなった病院。僕は母と死別してからその後の手続きなどで病院に行ったものの最初の数年間はずっとこの場所を避けていた。家から自転車で10分の場所にある病院。僕は出来る限りこ …
続きを読む
【番外編】このCMを見ると必ず

つい先日大好きなドラマ下町ロケットの放送が終了した。今回のはシーズン2のようなものでシーズン1の時は父と一緒に見ていた。出来れば今回のシーズン2も父と一緒に見て感想を言い合いたかったな。熱いシーンを見る度にそう思った。だいたい日曜日は21時まで仕事の為、 …
続きを読む
【番外編】僕の心を救ってくれた その②

このブログを以前から読んで下さっている方達ならすでに御存知かとは思うがもう一度伝えようと思う。以前この記事でも書いたとおり僕はこのカエルのピクルスに出会った事で僕の心は救われた。母を亡くして傷ついた心をこのぬいぐるみが僕の心を救ってくれた。母が傍に居てく …
続きを読む
【番外編】僕の心を救ってくれたキャラクター その①

先日都内某所で行われたとある撮影会に足を運んだ。僕は先月でもう31歳。独身で子供もいない。当日まで激しい羞恥心があり行くかどうか迷っていた。一体何の撮影会だったのかというと…。カエルのピクルスの撮影会。2回行われた撮影会は各回先着30組限定でこの大きなピ …
続きを読む

2016年2月2日火曜日。この日は母の7回目の命日。僕は母の墓参りに行った。僕はこの3、4年ぐらい前から母の墓参りに行くと母にいつも同じお願いをしていた。(信ちゃんと洋ちゃん、家族全員がこれからも健康でいれますように)と。命日だけではなくお正月やお盆の節目 …
続きを読む

僕の家のすぐ目の前には畑がある。母方の祖父は地主だった。子供の頃は毎日のように庭や畑でいとこや兄と遊んでいた。だが僕達が子供が大きくなるにつれ子供の時遊んでいた畑にアパートが1棟、そしてまた1棟と新たに建った。だが家の前の畑だけはアパートは建たず畑のままだ …
続きを読む

2011年3月11日。東日本大震災。僕はその日休みだった。この日は金曜日。金曜日は1週間の中で一番忙しい。その為社員は必ず出勤するというのが暗黙の了解であった。現に僕はこの会社に4年半お世話になったがこの日以外で金曜日に休んだ記憶がない。それにアルバイト …
続きを読む

社会人生活もスタートして半年ぐらいが過ぎた頃だろうか店長が替わった。ただまだ半年、徐々にではあるが好きな接客ができるホール業務は視野が広がり少しづつ手応えを感じ始めてはきたがまだ調理の方は全くと言って良いほどできなかった。もっとも調理が最低限できるように …
続きを読む