20代で両親を癌で亡くした僕の想い ~心の宿り木を目指して~

21歳の時に母を29歳の時に父を亡くした現在31歳の男です。 僕の経験や想いを書いています。 死別を経験した僕だからこそ誰かの役に立てるのではないか たくさんの愛情をくれた自慢の両親が生きた証を残したくて書き続けています。 身近で見た癌発見前の体の異変、癌発見、入院、抗がん剤、告知、看病、別れの時、それぞれの死から感じた事など赤裸々に書きます。 読んでくれる方の何かのきっかけになってくれれば嬉しいです。

21歳の時に母を29歳の時に父を亡くした現在31歳の男です。
僕の経験や想いを書いています。
死別を経験した僕だからこそ誰かの役に立てるのではないか
たくさんの愛情をくれた自慢の両親が生きた証を残したくて書き続けています。

身近で見た癌発見前の体の異変、癌発見、入院、抗がん剤、告知、看病、別れの時、それぞれの死から感じた事など赤裸々に書きます。 読んでくれる方の何かのきっかけになってくれれば嬉しいです。

僕は母が入院した日から
ずーっと毎日
何回も何回も泣いていた。


21歳で母を亡くした
当時の僕は本当に
自分の感情に正直だった。


母が亡くなってからも
僕は事あるごとに泣いていた。


家族以外の人の前では
泣かないようにと
気が張れていたこともあり
大丈夫であったが


父と兄の前では遠慮なく
泣いていた。


父は家の中で泣いている僕を見ても
イライラしたり、
言葉をかけるわけでもなく
そっとしておいてくれた。




しかし一方で冷静沈着で優しい兄が
一度だけ僕に爆発した。



僕と兄は3歳差で
小中高大とずっと
同じ学校に通っていた。


小中高は3歳違いの為
兄が3月に卒業し
4月から弟の僕が入学するという流れ。


大学は4年制の為
僕が1年生で兄が4年制の為
何科目か一緒の授業を取り


一緒に受けたり
休み時間はグランドで
キャッチボールをよくやっていた。


それほどまでに
僕ら兄弟は仲が良かった。


喧嘩も無ければ
口論することすら
ほとんどなかった。


母が入院してからも
母が亡くなり
通夜、告別式の時も
兄はずっと僕を支えてくれた。


そして
母が亡くなり
葬儀も終わり
家族3人の新たな生活が
始まった。


兄は母が入院してから
告別式の時までで
目を真っ赤にしていたのは
通夜の時などに記憶にあるが


大泣きしたり
取り乱したりしたことは
一度も無かった。


ずっと気になっていたので
聞いてみると


兄は誰もいない
職場のロッカーで泣いていた
と兄から聞かされた。


しかし一方で
仕事が終わり

家に帰ってくると
弟の僕が相変わらず
ピーピー泣いている。


そんな僕を見て
我慢の限界にきたのだろう。


兄が怒り口調で早口で
こう言ってきた。




「職場の人に弟が未だにピーピー泣いていて腹が立つって言ったんだ」




「そしたら先輩が『よく我慢できるね、俺ならそんな弟、殴るけどね』って言われた」



と言ってきた。



僕は兄からそう言われ
つい感情的になり



「21年間しか一緒に入れなかったんだ」



「泣いて何が悪い!!」



などと兄に言い返し
怒りに震え
さらに泣いた。


そして自分の部屋に駆け込み
枕に顔をうずめ
泣き続けた。


そしてこの日は兄と
口を聞かないまま
兄が寝るまで部屋に籠った。



そして僕は自分の部屋の中で
ある決意をする。








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