20代で両親を癌で亡くした僕の想い ~心の宿り木を目指して~

21歳の時に母を29歳の時に父を亡くした現在31歳の男です。 僕の経験や想いを書いています。 死別を経験した僕だからこそ誰かの役に立てるのではないか たくさんの愛情をくれた自慢の両親が生きた証を残したくて書き続けています。 身近で見た癌発見前の体の異変、癌発見、入院、抗がん剤、告知、看病、別れの時、それぞれの死から感じた事など赤裸々に書きます。 読んでくれる方の何かのきっかけになってくれれば嬉しいです。

21歳の時に母を29歳の時に父を亡くした現在31歳の男です。
僕の経験や想いを書いています。
死別を経験した僕だからこそ誰かの役に立てるのではないか
たくさんの愛情をくれた自慢の両親が生きた証を残したくて書き続けています。

身近で見た癌発見前の体の異変、癌発見、入院、抗がん剤、告知、看病、別れの時、それぞれの死から感じた事など赤裸々に書きます。 読んでくれる方の何かのきっかけになってくれれば嬉しいです。

12月22日に入院し、
癌が見つかり、余命宣告を受け
人工肛門になり、鼻から管を入れて


我が家の2008年は11月までは
例年と変わらなかったが
12月に入り年末にかけて
一瞬にして絶望の年へと変わった。


この当時バイトしていた所で
毎年恒例の大掃除があったのだが、


お母さんのそばにいてあげて
と温かい言葉を貰い、休ませてもらった。


その事を当時、母に伝えると
「良い所で働かせてもらってるね、アルバイトだからって手を抜かずに一生懸命がんばりなさい」
とアドバイスをくれたのを覚えている。


この言葉は社会人になった今でも
大切にしている言葉のひとつでもある。


2008年の大みそかのお見舞いは家族全員が揃った。
仕事が終わり、職場から直接病院に来た父と兄。


1人ずつ母と年内の挨拶を済ませた。
僕は「今年もお世話になりました。」と言った後、


言葉に力を込めて
「今年はこんな感じで年を越すけれど、来年は体治して良い年にしようね!」
と伝えた。


それは僕の心からの願いでもあった。
心の底では、無理だとは諦めていたけれど、
それ以上に生き続けてほしいという願いを込めて...。


「今年SMAPは紅白で何を歌うのかな?」
と母に聞かれたので


「紅白もビデオに録画しておくから、家に帰って来たら篤姫と一緒に見な^^」
と励ました。


母は嬉しそうに「そうだね^^早く退院しないとね^^」とニコッと笑った。
その顔を見てまた目が真っ赤になった。


そして母とお別れをし、家に帰り紅白を見た。
いつもなら母と一緒に見ている紅白も今年は母がいない。


(寂しいな....)とまた母が恋しくなった。
一緒に見て感想を言い合う。


こんな些細な事が
どれだけ幸せな事なのかを痛感した。


そして年が明け、母のお見舞いに行き
新年のあいさつ。


「今年もよろしく。今年は思い出をいっぱい作ろうね」
と目を真っ赤にして伝えたら


「なにそれ?(笑)まずは一日でも早く元気になって、それからだね^^」
と母は言い、昨日の紅白などについて話したのを覚えている。


これが僕が母と過ごした最後の年末年始。


母が亡くなるまであと33日。
ここから一気にショッキングな出来事が連続で
起こる悪夢のような日々が始まる.....。






何も言えず泣くことしかできなかった母からの言葉


告知


母に嘘をつかなければならなかった日々から
解放されたことを喜び
自分のことしか考えなかった僕


今でも後悔している告知したあの夜


母にはすべてお見通しだった僕の嘘


生きるのを諦めた母の前で
一人悔し泣きをしたあの日の夜


誰よりも辛かった父の決断


泣きながら心を込めて「おれ幸せだよ」と伝えられたあの日


好きな人がいるんだと初めて伝えたあの日


なんであんなことをしてしまったのだと未だに後悔している亡くなる前日の行動


僕が来るのを待っていた母


永眠





振り返ってみても
この母が腹痛を訴えたあの日から
母が亡くなるあの日までの出来事は
僕にとって今になっても母の顔、病室内の風景などを
鮮明に覚えているほど死ぬまで忘れられない、
母とのかけがえのない大切な大切な時間となった。


これから母が亡くなるまでの
出来事を書いていきますので
これからもよろしくお願いします。


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コメント

 コメント一覧 (6)

    • 1. メル
    • 2017年11月26日 01:07
    • はじめまして、プログ拝見させてもらっています。ご両親を想うお気持ちに感動しています。去年、夫を亡くしました。普通が一番、ですね。後悔の連続です。二人の息子達は、父親の事をどう受け止めたのか…お兄ちゃんは、優しくなりました。が 下の子は、まだ学生で ケンカも たまにします。ゆうじさんのプログ、読んでいてくれたらな、と 思います。
    • 2. yuuhi
    • 2017年11月26日 14:24
    • これからの記事は
      お母様の病状が厳しくなると
      思うと 胸が痛みます。
      一番辛い時期なんですが
      私も 細かいことまで覚えてますよ。
      院内のコンビニで 買った物まで…
      父が ひと口でも 食べれそうな物を 探しまくり…
      今でも コンビニ行くと 切なくなりますけど。
      HNの yuuhi その時 病室から
      眺めた夕陽の色は 忘れられません。
    • 3. yuuji16
    • 2017年11月26日 15:12
    • メルさんはじめして^^
      去年御主人を亡くされたのですね..。
      お兄さんはお父さんの死からお母さんを大切にしなければと学ばれたのでしょうね。
      弟さんはまだそういった想いが芽生えていないのかもしれませんね。
      僕も母が亡くなって父が亡くなるまで8年ありました。その8年の間で少しずつ父との時間を大事に過ごさなければと気づいていきました。
      ですから弟さんも僕のように少し時間がかかるかもしれません。
      父もそうですがそれ以上に「母親はどんな時でも味方でいてくれる」と甘えた部分があると思います。だから喧嘩することもあるのではないでしょうか。
      でも喧嘩ができるのも生きているからこそです^^
      ですので弟さんが大切な事に気づくまで、元気で健康なお母さんでいてほしいと強く願っています^^
      僕も弟さんのような方に1人でも多く読んでほしいと思っています。
      大事な事にまだ気づけていない人などに^^
      これからもよろしくお願いします。
    • 4. yuuji16
    • 2017年11月26日 15:17
    • yuuhiさんへ
      いつもコメントありがとうございます^^
      HNにそんな深い意味があったのですね..。思わずこみ上げてくるものがありました。
      不思議と一番辛い時期なのに鮮明に覚えているものですよね。
      でもその時期の時間は本当に今心の支えになっています。
      そうですよね、思い出という表現が正しいかはわかりませんが、
      たしかにその当時、買った物などは今でも他の場所で出くわすと
      一瞬にして当時の光景がフラッシュバックされて切なくなりますよね..。

      これから母の症状がどんどん悪くなっていき、
      お父さんの事を思い出したり、
      読んでいて辛くなる事もあるかもしれませんが
      どうかこれからもよろしくお願いします。
    • 5. メル
    • 2017年12月02日 16:04
    • yuuji16さん、こんにちは
      丁寧な返信コメントありがとうございました。yuuji さんのような 息子さんを お育てに なったご両親は、素晴らしい方達なのでしょう。yuujiさん達を 残された事は、無念だったでしょうが、きっと天国から 安心して見守られていることと 思います。私も 夫が 天国から 安心して子供達を見守ってもらえるよう あと少し子育て、頑張ります。
      悲しくて 生きているのも 辛いと思うことも ありますが 生かされていることに感謝し亡くなった人の分も 生きていきましょうね。yuuji さんも 私の息子達も まだまだ未来が 待っています。私達 親は、 子供達の幸せを一番に願っています。寒くなってきましたが いっぱい栄養付けて、健康第一に 日々 過ごしていきましょうね。
    • 6. yuuji16
    • 2017年12月05日 00:38
    • メルさんへ
      両親の事をほめて下さりありがとうございます^^
      「私も 夫が 天国から 安心して子供達を見守ってもらえるよう 」とありますが、
      メルさんも含めて、旦那さんは見守っていますよ。間違いなく。
      もちろんお子さんも大事に思っていると思います。でもそれ以上にメルさんのことを一番に考えていると思います!お子さん達をメルさん一人に託してしまったことを申し訳なく思っているはずですし、一緒に人生を歩んでくれたメルさんに感謝していますよ絶対に!
      そうです。残された僕らにはそれぞれ自分の人生を全うする責任があります。
      親が子供を想ってくれるように、子供も年を重ねるにつれ、親への感謝の気持ちが次第に芽生えていきます。どうかメルさんもお体を大事にして、元気に長生きしてください^^そしてお子さんと未来のお孫さんと素敵な時間をたくさん過ごしてくださいね。僕が叶わなかった夢をメルさんには体験してほしいです^^
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