20代で両親を癌で亡くした僕の想い ~心の宿り木を目指して~

21歳の時に母を29歳の時に父を亡くした現在31歳の男です。 僕の経験や想いを書いています。 死別を経験した僕だからこそ誰かの役に立てるのではないか たくさんの愛情をくれた自慢の両親が生きた証を残したくて書き続けています。 身近で見た癌発見前の体の異変、癌発見、入院、抗がん剤、告知、看病、別れの時、それぞれの死から感じた事など赤裸々に書きます。 読んでくれる方の何かのきっかけになってくれれば嬉しいです。

2019年03月

父と別れることになるかもしれない。母の時のようにこのままあっという間に別れの時間が来てしまうのではないか。僕はそんな悲しみに押しつぶされそうになりながらも一旦は平静を取り戻した。しかしふとした瞬間、僕はカバンに忍ばせておいた母の事を思い出しカバンのチャッ …
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父の身体から癌細胞らしきものが見つかった。ある程度の覚悟のようなものはできていたので意外と冷静に受け止められた。しかし現実は受け止められたものの徐々に悲しみが襲ってきた。だけど母の時は違った。自分で言うのも変だが母を失ってからのこの7年ずっと僕はいつか訪れ …
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父の検査が終わるのを待っている僕の元に3人の先生がやって来た。3人の中に先程父の診察をしてくれた先生がいた。僕は椅子から立ち上がり反射的に会釈した。すると残りの2人の先生のうち女性の先生が口を開いた。この女性の先生が父の主治医になったとのこと。するとその …
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入院が決まり血液検査、レントゲンなど父は看護師さんと一緒に車椅子に乗って各検査に向かった。時間にしてどのくらいだっただろうか。朝から病院に行き、診察をして検査。まだ午前中だったのははっきりと覚えている。時折、車椅子に乗った父が診察を受けた内科の待合スペー …
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