20代で両親を癌で亡くした僕の想い ~心の宿り木を目指して~

21歳の時に母を29歳の時に父を亡くした現在31歳の男です。 僕の経験や想いを書いています。 死別を経験した僕だからこそ誰かの役に立てるのではないか たくさんの愛情をくれた自慢の両親が生きた証を残したくて書き続けています。 身近で見た癌発見前の体の異変、癌発見、入院、抗がん剤、告知、看病、別れの時、それぞれの死から感じた事など赤裸々に書きます。 読んでくれる方の何かのきっかけになってくれれば嬉しいです。

2018年12月

2016年2月2日火曜日。この日は母の7回目の命日。僕は母の墓参りに行った。僕はこの3、4年ぐらい前から母の墓参りに行くと母にいつも同じお願いをしていた。(信ちゃんと洋ちゃん、家族全員がこれからも健康でいれますように)と。命日だけではなくお正月やお盆の節目 …
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父の事で頭がいっぱいだった僕は家の最寄り駅に着くと駆け足で家に向かった。走った影響と父の体が心配で家の門に着いた時には心臓がバクバクしていた。乱れた呼吸を整えながらカバンから鍵を取り出し玄関を開けた。「ただいまー」と言いながら急いでリビングに入るとそこに …
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時は2016年1月30日土曜日。この日僕は19時まで仕事だった。父はこの前夜、僕に病院に行くと約束してくれた。病院嫌いの父が自らの意思で病院に行くと言ってきた。ただ僕が教えた病院ではなく歩いてすぐの所にあるクリニックに行くと父は言った。僕は父の体力が続か …
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