20代で両親を癌で亡くした僕の想い ~心の宿り木を目指して~

21歳の時に母を29歳の時に父を亡くした現在31歳の男です。 僕の経験や想いを書いています。 死別を経験した僕だからこそ誰かの役に立てるのではないか たくさんの愛情をくれた自慢の両親が生きた証を残したくて書き続けています。 身近で見た癌発見前の体の異変、癌発見、入院、抗がん剤、告知、看病、別れの時、それぞれの死から感じた事など赤裸々に書きます。 読んでくれる方の何かのきっかけになってくれれば嬉しいです。

2018年11月

僕は父に対して怒りが収まらなかった。「何でこんなに心配しているのに 信ちゃんは今回も病院に行ってくれなかったの?」僕は思ったままに父に想いを告げた。すると父は何とも言えない表情で重い口を開いた。「行かなかったんじゃない、行けなかったんだ…。」と元気のない …
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仕事中ずっと父が病院に行ったのか気になっていた。父は元から病院嫌いの人だった。僕と兄は3つ違い。僕が高校受験兄が大学受験の時は同時に受験だった。そんな大事な年に父はインフルエンザにかかった。さらに僕が大学受験の時に父はノロウイルスにかかった。だが父は昔か …
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翌日僕は仕事だった。父が心配でいつもより少しだけ早起きした。父は普段と変わらない様子だった。そんな父を見てひと安心したのを覚えている。支度を済ませて家を出る前に父にもう一度、病院に行くように念押しした。父はボソッと「行く気力がない…」と言ってきた。僕はそ …
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父が異変を起こし寝てから数時間が経った。僕は逐一、1階で寝ている父の様子を見に来ては、父の気持ちよさそな寝息を聞いて安心し2階の自室へと戻るというのを繰り返した。この頃には僕はもう元気だった。自分で都合の良い診断を勝手に下したおめでたい奴だったから。仮に狭 …
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父が寝たのを確認すると僕は2階の自室へと戻った。そして先程の父の症状を自分なりに調べた。すぐに症状が治まった事呼吸困難だった事この2つが僕の中で大きな症状として印象に残り急いで調べるとある病気に先程の症状と近い症状が書いてあった。この半月後に父は入院しその …
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その時は突然やってきた。時は2016年1月。この日も僕は父が作ってくれた夕飯を食べた後、いつものように父にマッサージをした。この日は兄が夜勤の為、深夜1時まで仮眠が必要だった。2階では兄が夜勤に備え寝ている。僕は父に1分でも熟睡してほしいと入念にマッサー …
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ブログを開設して早1年。今年の5月に母編が終わりいよいよ次回より父編がスタートします。これまで数多くの方に閲覧頂きここまで書き続ける事ができました。また中にはコメントを下さる方も居て本当に励みになっています。同じように大切な人を亡くされた方達からのコメン …
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