20代で両親を癌で亡くした僕の想い ~心の宿り木を目指して~

21歳の時に母を29歳の時に父を亡くした現在31歳の男です。 僕の経験や想いを書いています。 死別を経験した僕だからこそ誰かの役に立てるのではないか たくさんの愛情をくれた自慢の両親が生きた証を残したくて書き続けています。 身近で見た癌発見前の体の異変、癌発見、入院、抗がん剤、告知、看病、別れの時、それぞれの死から感じた事など赤裸々に書きます。 読んでくれる方の何かのきっかけになってくれれば嬉しいです。

2018年10月

いつからだろう。いつしか僕は夜、食事を済ませた父にマッサージをするようになった。最初のきっかけは母が体に痛い所がありほぐしてほしいというのでマッサージをするようになった。非力な僕の力加減がちょうど良かったようで母には腰が痛い時など不定期でマッサージをした …
続きを読む

日勤の仕事に就き気持ちに余裕が持てて父との時間がたくさん取れた。母が居た頃は仕事が休みの週末の昼食と夕食を作るのが父の担当だった。でも逆を言うと洗濯やお風呂洗い、食器洗いなどの家事全般は父は全くやらなかった。しかし母が亡くなってからというものの最初のうち …
続きを読む

僕が30年生きてきた中で現時点でこの2015年が一番充実していた。当時もこの2015年が終わりそうな年末に「今年は充実していた年だったな~」と心の底から感じられていた。こうした充実した1年を過ごせたなと思える年を今後1年でも多く過ごしていきたいと思う。2 …
続きを読む

僕の家のすぐ目の前には畑がある。母方の祖父は地主だった。子供の頃は毎日のように庭や畑でいとこや兄と遊んでいた。だが僕達が子供が大きくなるにつれ子供の時遊んでいた畑にアパートが1棟、そしてまた1棟と新たに建った。だが家の前の畑だけはアパートは建たず畑のままだ …
続きを読む

母が亡くなって早6年。僕は母が亡くなってからしばらく経ってからは僕はもう父と兄を含め人前では決して泣かなかった。自分の気持ちに感情に何重にも何重にも蓋をしてこの6年過ごしてきた。この当時は未だに母が亡くなった事に対して向き合えず受け入れられず母と過ごした …
続きを読む

意気揚々と花火大会会場へと向かう父。そんな父に面を食らったもののすぐに僕は嬉しい気持ちで一杯になった。言葉にしなくても僕は父と、父は僕と一緒に見に行くのだと以心伝心ではないけれどお互いがそう思い合えた事が嬉しくて。僕も父と深い所でしっかりと繋がっているの …
続きを読む

僕には大好きな父とのかけがえのない思い出がある。月日が経てば経つほど僕の心を温めてくれるかけがえのない思い出だ。その年、僕の地元では数年ぶりに花火大会が開催されることとなった。僕はこの日を楽しみにしていた。花火大会当日は休みを申請したので僕は見に行ける事 …
続きを読む

僕は野球が好きだ。下手くそだけれど子供の頃からボールを投げるのが好き。小中高大学生と兄が家にいる時はよくキャッチボールをしていた。ちなみに今も休みが合えば家の前でキャッチボールをしている。兄が就職してからはキャッチボールをしてくれる相手が居なくなったので …
続きを読む