20代で両親を癌で亡くした僕の想い ~心の宿り木を目指して~

21歳の時に母を29歳の時に父を亡くした現在31歳の男です。 僕の経験や想いを書いています。 死別を経験した僕だからこそ誰かの役に立てるのではないか たくさんの愛情をくれた自慢の両親が生きた証を残したくて書き続けています。 身近で見た癌発見前の体の異変、癌発見、入院、抗がん剤、告知、看病、別れの時、それぞれの死から感じた事など赤裸々に書きます。 読んでくれる方の何かのきっかけになってくれれば嬉しいです。

2018年01月

母の容体が急変し、一時は母の死を覚悟した日から次の日になった。この日は母の闘病生活の中でも母に告知をしたあの日と同じぐらい忘れられない日となる。僕はこの日、大学にレポートを提出しに行った。レポートを提出してまもなく父から着信が入る。ドキッとする僕。前日の …
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好きなだけ泣きたくて

母が一命を取り止めたその日の夜。どんなに願ってもどんなに一緒にいたくても母と一緒に過ごせる時間はもう限られている。母が入院してから初めて本当に母が死ぬかもしれないと目のあたりにしたことで家に帰って自分の部屋に入った時心が震えた。その震えは止まらなかった。 …
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僕らが病室に着いた頃には母は意識が戻っていて落ち着いていた。僕は母の姿を見ると安堵して緊張の糸がほどけ目が真っ赤になった。母はまず父と兄と話をした。僕はその間、母に背を向け母から見えない位置に立ち何回も深呼吸をして気持ちを落ち着かせようとした。すると母が …
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母が病棟に響き渡る悲鳴を上げてから数時間が立った。その頃には僕ら兄弟は病棟のロビーで待機をしていた。生きた心地がしないとはまさにこういうことを言うのだと思う。僕はこの時、本当に母がこのまま死んでしまうのでないかと思っていた。もっと言えば7割は諦めていた…。 …
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1月も後半に入り、大学の冬休みが明けた。当時僕は21歳、大学3年生。後期のテストが行われたりテストがない講義はレポート提出が課せられていた。僕は母のお見舞いや家に帰ってから簡単な家事の傍らレポートを書いた。ただ幸いな事にテストの講義は記憶があいまいだが2科目 …
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告知を受け、ショックを受け計り知れない恐怖と戦う母。一方、ようやく自分の過ちに気づいた僕。かける言葉は見つからないが、母の病室へと戻った僕。僕も気が動転していたのでこの時、母とどんな会話をしたか覚えていない。ただ覚えているのは半日、ほとんど会話は無く、母 …
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「20代で両親を癌で亡くした僕の想い ~心の宿り木を目指して~」ブログタイトルを変更しました。「両親を癌で亡くした僕が伝えたいこと」このタイトルでブログを書き続けて来ました。ブログを書き始める頃はまさかこんなに多くの方に読んで頂けて、かつ応援して頂けるとは …
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【番外編】パソコンの向こう側から

新年となりました。皆さん昨年はお世話になりました。本年もよろしくお願い致します。両親がいなくなって初めて迎える元旦。昨年までは父と紅白やガキの使いを見ながら年越しそばを食べて新年を迎えていたのに…なんだか不思議な感覚です。さて新年最初のブログは番外編とし …
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