先日の台風。
台風は夜に上陸するとのことで
都内のJR,私鉄は早い段階で22時頃からの運行を中止、
いわゆる計画運休を発表した。
僕はその日19時まで仕事だった。
しかし台風の影響もあり、19時上がりのシフトだったが
仕事がどんどん増えていき、このまま僕が上がってしまうと
21時上がりの人達の仕事が終わらず、帰宅できなくなる可能性があり、
また気が引けてしまったのもあり20時過ぎまで残業した。
僕の場合は次の日が休みだったのもあり、
そしてこういう予期せぬ事態が起きそうな時は
決まっていつもこう思うのだ。
(両親が守ってくれるはずだ^^)
と楽観的に捉えるようにしている。
最も本来であれば、シフト発表時は
次の日(台風が来る日)は朝から出勤だったのだが
この1週間前に他の人の休みの兼ね合いでシフトが変わり
休みに変更になった。
僕はこの仕事から休みに変更になった日に
台風が来るかもしれないと知った時も
両親が守ってくれたのだと都合よく解釈して
両親に感謝した。
そして台風が来た夜、
兄は仕事に行っていたが、
会社に泊まるとメールが来た。
普段なら僕は自分の部屋で寝るのだが
台風など横名振の雨の時は、
雨粒が雨戸に打ち付けてその音が気になるので
兄も帰って来ないからと1階のリビングのソファーで寝る事にした。
それでも夜中に何度か目が覚めたのだが
その都度またすぐに寝る事ができた。
そして次に目が覚めたのは
ピンポンの音だった。
近くに置いておいたスマホを見ると朝9時。
「こんな朝早く誰だよ」
ピンポンの音が鳴り響き、
僕が今から応答する頃には
ピンポンを押した主も帰っている頃だろう。
そうやって都合よく考え「無視!」と決め、
ソファーの上で寝ながら体を伸ばしていると
もう一度ピンポンが鳴った。
2回も鳴るなんて只事じゃないぞ。
僕の頭は一気に覚めてソファーから一気に
電話器の元に駆け寄り、受話器を手に取り応対した。
「はい!」
我が家のインターホンはモニターは無い。
昔ながらの電話機との連動式だ。
外の物音は聞こえるものの応答はない。
僕がもう一度
「もしもし」と応答するも返事は無い。
「なんだよイタズラか?」
一向に返事が無い為、僕は軽い怒りを感じ玄関には行かず、
とりあえず顔を洗おうと洗面台に向かった。
そしていつものように
洗面台の水を出そうとすると…。
水が出ない…。
僕は思わず笑ってしまった。
「あらら(台風に)やられたか…」
僕は不思議なぐらい落ち着いていた。
というのも慌てた所で
何も変わらないと思ったから。
そしてその瞬間、先程のピンポンが
水道局の人か何かではないかと考えた。
「きっと水が出なくなったって知らせに来たんだ」
それと同時に
「でもそれだったら災害時のような市内全域に放送流すはずだよな」
と自分の中で状況整理をし始めた。
まあとりあえず外に出て、
家の周りがどうなっているか見に行こう。
そう思い部屋着のまま玄関のドアを開け
外に出てみると…。
玄関前に置いてあったカゴに入れてあった
空のペットボトルが散乱している。
とりあえずそれをカゴの中に戻し
玄関前に戻すとドアに紙が貼ってあった。
「ん?」
僕の仮説は一瞬で覆った。
そして思わず玄関に貼ってある紙に向かって
こうツッコミを入れてしまった。

「ウチだけかーーーーーい」

闘病記ランキング
↑↑ ポチっとそれぞれクリックお願いします

台風は夜に上陸するとのことで
都内のJR,私鉄は早い段階で22時頃からの運行を中止、
いわゆる計画運休を発表した。
僕はその日19時まで仕事だった。
しかし台風の影響もあり、19時上がりのシフトだったが
仕事がどんどん増えていき、このまま僕が上がってしまうと
21時上がりの人達の仕事が終わらず、帰宅できなくなる可能性があり、
また気が引けてしまったのもあり20時過ぎまで残業した。
僕の場合は次の日が休みだったのもあり、
そしてこういう予期せぬ事態が起きそうな時は
決まっていつもこう思うのだ。
(両親が守ってくれるはずだ^^)
と楽観的に捉えるようにしている。
最も本来であれば、シフト発表時は
次の日(台風が来る日)は朝から出勤だったのだが
この1週間前に他の人の休みの兼ね合いでシフトが変わり
休みに変更になった。
僕はこの仕事から休みに変更になった日に
台風が来るかもしれないと知った時も
両親が守ってくれたのだと都合よく解釈して
両親に感謝した。
そして台風が来た夜、
兄は仕事に行っていたが、
会社に泊まるとメールが来た。
普段なら僕は自分の部屋で寝るのだが
台風など横名振の雨の時は、
雨粒が雨戸に打ち付けてその音が気になるので
兄も帰って来ないからと1階のリビングのソファーで寝る事にした。
それでも夜中に何度か目が覚めたのだが
その都度またすぐに寝る事ができた。
そして次に目が覚めたのは
ピンポンの音だった。
近くに置いておいたスマホを見ると朝9時。
「こんな朝早く誰だよ」
ピンポンの音が鳴り響き、
僕が今から応答する頃には
ピンポンを押した主も帰っている頃だろう。
そうやって都合よく考え「無視!」と決め、
ソファーの上で寝ながら体を伸ばしていると
もう一度ピンポンが鳴った。
2回も鳴るなんて只事じゃないぞ。
僕の頭は一気に覚めてソファーから一気に
電話器の元に駆け寄り、受話器を手に取り応対した。
「はい!」
我が家のインターホンはモニターは無い。
昔ながらの電話機との連動式だ。
外の物音は聞こえるものの応答はない。
僕がもう一度
「もしもし」と応答するも返事は無い。
「なんだよイタズラか?」
一向に返事が無い為、僕は軽い怒りを感じ玄関には行かず、
とりあえず顔を洗おうと洗面台に向かった。
そしていつものように
洗面台の水を出そうとすると…。
水が出ない…。
僕は思わず笑ってしまった。
「あらら(台風に)やられたか…」
僕は不思議なぐらい落ち着いていた。
というのも慌てた所で
何も変わらないと思ったから。
そしてその瞬間、先程のピンポンが
水道局の人か何かではないかと考えた。
「きっと水が出なくなったって知らせに来たんだ」
それと同時に
「でもそれだったら災害時のような市内全域に放送流すはずだよな」
と自分の中で状況整理をし始めた。
まあとりあえず外に出て、
家の周りがどうなっているか見に行こう。
そう思い部屋着のまま玄関のドアを開け
外に出てみると…。
玄関前に置いてあったカゴに入れてあった
空のペットボトルが散乱している。
とりあえずそれをカゴの中に戻し
玄関前に戻すとドアに紙が貼ってあった。
「ん?」
僕の仮説は一瞬で覆った。
そして思わず玄関に貼ってある紙に向かって
こうツッコミを入れてしまった。

「ウチだけかーーーーーい」

闘病記ランキング
↑↑ ポチっとそれぞれクリックお願いします

コメント
コメント一覧 (6)
Xさんコメントありがとうございます。
まず僕の書いた記事の内容で不快な思いをさせてしまった事をお詫びします。
言葉足らずで誤解を招く形となり反省しています。そして何より被災地の方達に対して不謹慎な発言であったと反省しています。
これから私の考え方について捕捉をしながら返信させて頂きます。
「こいつわかっていないな!」とお叱りを受けるのを承知で僕の考えを捕捉させて頂きます。
Xさんに御指摘を受けた「ご両親は神ではありません」という点については本音を言わせて頂くと恥ずかしながら、僕は両親の事を「守り神」のような存在だと位置づけています。自分が何かトラブルに巻き込まれそうであったり、今回のような台風などの自然災害の時なども私は両親を頼っています。これは紛れもない事実です。
過去の記事をご覧頂いたのかはわかりませんが東日本大震災の時も僕は母が守ってくれたと今でも信じています。今回も東日本大震災の時も当初は仕事の予定でした。で
すがいずれも数日前に私の意図ではなく、偶然出勤から休みに代わりました。僕はこれを単なる偶然と捉えるのではなく、やはり「両親が守ってくれたおかげ」だと考えています。この考えはどんなに多くの人に批判をされようとも変えられませんし、この先も変わりません。
これもXさんに「親不孝だ」と御指摘を受けるかもしれませんが恐れずに書かせて頂きます。母は亡くなる前日の夜まで兄に「ゆうじが心配、ゆうじが心配」と連呼していたそうです。反対に僕は最愛の父が亡くなる前日の最期のしっかりとした会話をした時、泣きながら父に「ずっとそばに居て見守っていてね」と懇願しました。
だから僕は今回の台風の被害に遭わなくて済んだのは、両親のおかげだと考えています。今回、Xさんに間違っている、不謹慎だと御指摘を頂いていながら、さらに不快な思いをさせてしまいます事を重ねてお詫び申し上げます。申し訳ありませんでした。
東京都の端っこに住んでいますが、今回の台風は非常に怖かったです。
その後、水道は大丈夫ですか?
yuujiさん、私は神仏の加護はあると思う一人です。
今回の台風で家が吹っ飛ばされなかったのは天国にいる両親のお陰だと確信しています。
神道では亡くなった人は神になります。
そういう意味では私の両親やyuujiさんのご両親は神様ですね。
実害を与えていないのに『被災地の方に失礼』などと言ってしまう人のことは気にしないでください。
その人、その人で背負っている運命は違うので、災害に遭う人、遭わない人がいて当然なのです。
人は平等ではないのですから。
それは、yuujiさんご自身が歩まれた人生で体験されていることと思います。
被災者のことを考えろとか言ってしまう人は、是非、不幸なる戦地で可哀相な子供達を想い、銃撃戦の最中、無防備で平和を叫んでいただきたいと思います。
みんぽぽさんコメントありがとうございます。そして返信が遅くなり申し訳ありません。
おかげさまで水道はその日中に修理してもらい復旧しました!
みんぽぽさんも僕と同じ考えで共感して下さって凄く嬉しいです。頂いたコメントの中で「人は平等ではないから。それは、yuujiさんご自身が歩まれた人生で体験されている」という言葉が凄く心の奥底まで響きました。それと同時に凄く納得しました。職場など僕の周りの人で僕より一回り上の人達の両親がまだまだご健在というのを知ると、普段はあまり考えないようにはしているので落ち込んだり、妬んだりはしないですが、心のどこかで「人の境遇って不思議だな」と思う事もあります。
みんぽぽさんから頂いたコメントでとても元気が出ました!素敵なコメント本当にありがとうございました!これからも両親の事を胸を張って守り神と考え、自分のピンチだったり、今置かれている悪い状況から抜け出したいと思った時は、躊躇なく両親にお願いして頼ります^^
私の実家の近くも、
瓦やトタンが飛ばされて車もフロントガラス
が割れていたり、
コンクリの塀が倒れたり電信柱も傾いたり、
ファミレスのガラスは粉々で未だ休業中なのに
何故か実家は無傷で...
思わず両親が守ってくれたんだねって
弟に言いました!
これだけじゃない
今までだって親のおかげって思う事が
多々あります!
コメントありがとうございます。そして返信が遅くなり申し訳ありません。
頂いたコメント大切に読ませて頂きました。ご実家の周りはコメントを読ませて頂いた限り、かなり被害が大きかったようですね…。それにも関わらず、ご実家は無傷とは…。これは間違いなく、御両親のおかげですね!同じ体験を数多くしてきた僕は強くそう思います!
一度や二度ではなく多々あるのは絶対ですよね!僕ら子供の為に両親が守ってくれているのですよね。そう思うと本当に感謝の気持ちと会いたい気持ちと今でもこうして守ってくれ続けている事に、この両親の子供で本当に良かったと思えますよね^^