入院が決まり血液検査、レントゲンなど
父は看護師さんと一緒に車椅子に乗って
各検査に向かった。
時間にしてどのくらいだっただろうか。
朝から病院に行き、診察をして検査。
まだ午前中だったのは
はっきりと覚えている。
時折、車椅子に乗った父が
診察を受けた内科の待合スペースの
ソファーに座った僕の前を何度か通った。
男同士だからか、周りに人がいるからか
僕と父は言葉は交わさないものの
通り過ぎる直前にしっかりと目と目を見つめ合い
アイコンタクトをした。
(ここにいるから)
(がんばれ信ちゃん!)
無言のエールを通り過ぎた
父の背中に何度も送った。
僕は時折カバンの口を開け
カバンに忍ばせている母の遺影に向かって
(はつみお願い>< 信ちゃんを守って><)
とお願いした。
そんな風に1人でいる時間を
母に心の会話をしたり
本を読んだりして
気を紛らわせようとした。
いつ父の検査が終わるかわからない。
父は携帯を持って来ていない。
いつ父の検査が終わるかも
わからないので離れるわけにもいかず
ただただじっと待機していた。
すると前から白衣を着た
先生が3人やってきて…
僕の方に目をやり
歩を進めてきた。
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父は看護師さんと一緒に車椅子に乗って
各検査に向かった。
時間にしてどのくらいだっただろうか。
朝から病院に行き、診察をして検査。
まだ午前中だったのは
はっきりと覚えている。
時折、車椅子に乗った父が
診察を受けた内科の待合スペースの
ソファーに座った僕の前を何度か通った。
男同士だからか、周りに人がいるからか
僕と父は言葉は交わさないものの
通り過ぎる直前にしっかりと目と目を見つめ合い
アイコンタクトをした。
(ここにいるから)
(がんばれ信ちゃん!)
無言のエールを通り過ぎた
父の背中に何度も送った。
僕は時折カバンの口を開け
カバンに忍ばせている母の遺影に向かって
(はつみお願い>< 信ちゃんを守って><)
とお願いした。
そんな風に1人でいる時間を
母に心の会話をしたり
本を読んだりして
気を紛らわせようとした。
いつ父の検査が終わるかわからない。
父は携帯を持って来ていない。
いつ父の検査が終わるかも
わからないので離れるわけにもいかず
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先生が3人やってきて…
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