20代で両親を癌で亡くした僕の想い ~心の宿り木を目指して~

21歳の時に母を29歳の時に父を亡くした現在31歳の男です。 僕の経験や想いを書いています。 死別を経験した僕だからこそ誰かの役に立てるのではないか たくさんの愛情をくれた自慢の両親が生きた証を残したくて書き続けています。 身近で見た癌発見前の体の異変、癌発見、入院、抗がん剤、告知、看病、別れの時、それぞれの死から感じた事など赤裸々に書きます。 読んでくれる方の何かのきっかけになってくれれば嬉しいです。

21歳の時に母を29歳の時に父を亡くした現在31歳の男です。
僕の経験や想いを書いています。
死別を経験した僕だからこそ誰かの役に立てるのではないか
たくさんの愛情をくれた自慢の両親が生きた証を残したくて書き続けています。

身近で見た癌発見前の体の異変、癌発見、入院、抗がん剤、告知、看病、別れの時、それぞれの死から感じた事など赤裸々に書きます。 読んでくれる方の何かのきっかけになってくれれば嬉しいです。

母と死別してから僕にはずっと
避け続けていた場所があった。


その場所とは母が入院し、
母が亡くなった病院。


僕は母と死別してから
その後の手続きなどで
病院に行ったものの
最初の数年間は
ずっとこの場所を避けていた。


家から自転車で10分の場所にある病院。
僕は出来る限りこの病院の近くに行かないようにした。


自転車で買い物に行く時も
この病院がある道を通るのが
最短ルートだったとしても
あえて遠回りをして出かけていた。


バスで行くときは
この病院が視界に入らないように
病院側と反対側の席に座るほどだった。


ようやく5年ぐらいが過ぎた頃には
やっと病院の前を通る事ができた。


でも病院を見る度に
当時の母が入院していた
4階と9階に目をやり、


(あそこにはつみが居たんだ…)



などと母を思い出し
目を潤ませていた。


それが毎回だった。


この病院の前を通る度に
当時の事が走馬灯のように思い出されて
母が恋しくなった。


だから出来る限り
ずっと避けていた。




そして病院とは別にもうひとつ。
そこは母との思い出の詰まった場所だった。


それは東京湾アクアラインの海ほたるだ。


母が元気だった頃
何回も何回も家族でドライブをして
この海ほたるに何度も足を運んだ。


写真をたくさん撮った。
その中でも母と一緒に撮った
地球儀のモニュメントを見る度に
胸が絞めつけられるような感じになる。


今こうして海ほたるの事を考えるだけでも
目頭が熱くなってくる。


家族で海ほたるに向かう車内で
コブクロさんの「風」という曲をよく聴いていた。


当時紅白で初めて聴いて
気に入り父も母も
「良い曲だね」と

お気に入りの曲だった。


この曲を聴くと
海ほたるに一緒に行った
当時の記憶が鮮明に思い出される。


失恋を歌った曲だと思うので
本来の意味とは違うかもしれないが
凄く共感出来て聞く度に熱いものが込み上げてくる。


父も母も亡くなったのが2月。
毎年春が来ると何とも言えない気持ちになる。
そこも共感できる点かもしれない。






忘れることは絶対にしないけれど
一緒に居る事で母との悲しい気持ちを
喜びで上回ってくれるような人が出来ない限り
僕はこの海ほたるにはこの先も
自分から行く事はできないだろう。


いつか僕にもそんな人ができたらな。
きっとはつみも喜んでくれるだろうな。






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コメント

 コメント一覧 (6)

    • 1. yuuhi
    • 2019年01月08日 17:40
    • ゆうじさん こんにちは。
      お元気で過ごされてますか?
      すごくわかります!
      私も 父が亡くなって
      今年の命日がきたら3年に
      なりますが 亡くなった病院には
      近づけません。
      毎日 面会に 通った病院…
      先生や看護師さんに とても
      よくしてもらったから
      御礼を言いに行きたかったんですけど
      辛すぎて行けなかったです。
      一緒に行った場所
      一緒に聴いた曲
      一緒に食べたもの
      目にしたり 耳にしたり すると
      胸が締め付けられますね。
      ご両親想いの優しい ゆうじさん
      ですもの きっと 寄り添ってくださる
      優しい方が見つかりますよ。
      まだまだ 寒くなります…
      暖かくして 風邪などひかれないように
      過ごされて下さいね。
      勝手に 見守っております。
    • 2. ゆかりん
    • 2019年01月09日 23:49
    • 5 前回コメントさせて頂いた者です。
      名前を変えずにそのまま投稿してしまい、失礼しました。

      私も父が亡くなった病院へはもう行けませんね。
      家と同じ市内にありながら、全然近くを通らないのが幸いです。
      父が倒れてから亡くなるまでの2週間、怖くて震えながら入ったICU。
      あの生々しいICUはもう見れないです。
      そしてそこは父が週3日透析に通っていた病院でもあったので、亡くなってから私物を取りに立ち寄ったんです。
      ロッカーから出てきた父の私物を見た時は胸がえぐられそうでした。

      逆に思い出の多い病院もあります。
      そこによく父が入院することはあったものの、割合元気なことが多かったので、別部屋でお昼を食べながら談笑したり。
      帰りはいつも入口まで送ってくれて。
      その病院は少々遠く普段は全く使わない路線なのですが、思い出に浸りに行ってみたくなります。
      また入口のところに父が立っているような気がします。

    • 3. yuuji16
    • 2019年01月12日 15:47
    • >>1
      yuuhiさんお久しぶりです!!
      ここ数日体調を崩しそうになりましたが何とか持ち直せました^^

      やはりyuuhiさんも僕と同じでしたか。
      「御礼を言いに行きたかったんですけど辛すぎて行けなかった」←凄くよくわかります。思い出という言葉は少し違うと思いますが、最後の時間を共に過ごした場所は辛い時間が多く、目を背けたくなるような事ばかりだったせいか、「心」が避けてしまうのかもしれませんね。

      普段普通に過ごせていても何年、時が過ぎようと母や父と関係する物や場所や曲などに触れると、瞬く間に母と父との当時の事が思い出され、時には涙して恋しくなります。

      久しぶりに頂いたコメントとても嬉しかったです。見守ってくれている人がいると思うと頑張れます^^ yuuhiさんも体調に気を付けてください。


    • 4. yuuji16
    • 2019年01月12日 17:15
    • >>2
      ゆかりんさんコメントありがとうございます。
      「あの生々しいICUはもう見れないです。」とても心に刺さりました…。
      凄くその気持ちよくわかります。僕も母が亡くなったであろう病室を見た時は心が張り裂けそうになりました。
      母が亡くなって数時間後、病室から母の私物をカバンにしまっている時、泣きながら、母が大事にしていたコップやラジオなどを見て涙が止まりませんでした。
      僕もゆかりんさんの気持ちが凄くよくわかります…。胸がえぐられる、まさにその通りだと思います。

      しかし僕の場合は父も母も一つの病院だけでしたが、ゆかりんさんはもう一つ、そして良い思い出の多い病院があるのですね。「帰りはいつも入口まで送ってくれて。」←心温まる素敵な光景ですね。想像しただけで涙が込み上げてきました。
      絶対にその入り口の所にお父様はいると僕は強く思います。
    • 5. yuuji16
    • 2019年01月17日 04:56
    • ゆうじさんこんにちは😅お初です。私は2010年1月28日早朝最愛の母親を卵巣ガンでなくしました。またもうすぐあの日の朝がやって来ます。母親を亡くしたあとも色々なことが重なりパニック障害と適応障害を発症して今日にいたります。ゆうじさんのブログ拝見させていただいて凄く自分の時と似ていたりとか誰にも負けないおかんへの愛情🐤(爆)(笑)☺️とか感じました。2019年からお互い前だけを向いて人生歩いていけるといいですね😁またコメントさせていただきますね🍀ありがとー😭✨ゆうじさん。
    • 6. yuuji16
    • 2019年01月17日 20:05
    • >>5
      コメントありがとうございます。初めてコンタクトを取ってくれて凄く嬉しいです^^
      最愛のお母様を亡くされたのが2010年1月28日なのですね。今年で9周忌ですね…。時が経つのは早いものの、中々この心の傷は癒えませんね…。

      頂いたコメントを拝見してとても心が和みました。特に嬉しかったのが「誰にも負けないおかんへの愛情」という言葉です^^ 自分のこれまでの経験と現在の気持ちなどをこれまで正直に書き綴ってきましたが、自分ではよくわかりませんが僕の母への想いが文面からビシビシと放たれているようで母に良い報告ができます^^
      これからも引き続きご愛読頂ければ幸いです!またのコメントお待ちしています^^

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