ひょっとしたら明日父と病院に行ったら
父は入院することになるかもしれない。


ひょっとしたら母の時のように
緊急入院、緊急手術、余命宣告、
そしてこの家にもう帰って
来られないかもしれない。


僕は狭心症であってほしいと願っていたものの
父が入院する前日には
これまで"敢えて"避けていた
「癌」という憎い病気を
選択肢の中に入れ、
最悪の事態になることも
覚悟するようになった。


だからこそこの時の僕は
今ではなく未来に目を向けた。


母の余命宣告を受けた日から
母が亡くなってからしばらくは
僕はずーっと毎日のように泣いていた。


しかしそんな中、
父は最愛の妻を亡くし
悲しいはずなのに
僕と兄の前では
そんな素振りは一切見せなかった。


常に頼りなる父で
母の葬儀、家事全般、
家計の管理など
僕の知らない事を
しっかりとやってくれた。


そして父がそれらを母に代わって
しっかりとやってくれていたので
僕と兄はそれぞれ毎月決まった金額を
父に渡すだけで父に完全に任せっきりだった。


先程も行ったが僕は母の死別の経験から
入院→病院で亡くなるという自分の中で既定路線のようなものがあって
最悪な事態になることを想定せずにはいられなかった。


信ちゃんが家から居なくなったら
これからは自分がやらなければいけない。


今まで信ちゃんに全部任せっきりだったから
俺が信ちゃんの分まで
家の事をやらなければならない。



それと同時に父に余計な心配をかけないで済むように
家の事は心配せずに明日で
何かしらの原因や病名がわかるはずだから
その治療に専念できるように
自分が頑張らなければならないと
僕は決意した。



そしてこの後
父と話をしていく中で
これまでの父に対して
感謝の想いを告げる事となる。




闘病記ランキング
↑↑ ポチっとそれぞれクリックお願いします