父が寝たのを確認すると
僕は2階の自室へと戻った。


そして先程の父の症状を
自分なりに調べた。


すぐに症状が治まった事


呼吸困難だった事


この2つが僕の中で
大きな症状として印象に残り
急いで調べると



ある病気に先程の症状と
近い症状が書いてあった。



この半月後に父は入院し
その後、癌だとわかるのだが
この当時の僕は


ひょっとしたら癌ではないかと一切思わなかったし
自分の中で癌という選択肢を出さなかった。


もっとも母の死の影響で
無意識に癌という選択肢に
蓋をしていたのかもしれない。



そして必死に調べた結果
僕が出した答えは


「狭心症」だった。



狭心症を調べた所
胸が締め付けられるようになる状態になること、
痛みの持続時間は短く、安静にすることで回復に向かう
と書いてあった。


僕はこれだと一安心した。
そして近くの病院を見つけた。



だが僕はこの時点で
大きな間違いをしていた。


僕は自分の都合の良いように
解釈しただけだった。


「癌でないのならそれで良い」


と自分を安心させるために
自分にとって都合の良い答えを
出したに過ぎなかった。


そして市内で
狭心症を見てもらえるであろう
病院を調べて父に伝える事にした。






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