20代で両親を癌で亡くした僕の想い ~心の宿り木を目指して~

21歳の時に母を29歳の時に父を亡くした現在31歳の男です。 僕の経験や想いを書いています。 死別を経験した僕だからこそ誰かの役に立てるのではないか たくさんの愛情をくれた自慢の両親が生きた証を残したくて書き続けています。 身近で見た癌発見前の体の異変、癌発見、入院、抗がん剤、告知、看病、別れの時、それぞれの死から感じた事など赤裸々に書きます。 読んでくれる方の何かのきっかけになってくれれば嬉しいです。

21歳の時に母を29歳の時に父を亡くした現在31歳の男です。
僕の経験や想いを書いています。
死別を経験した僕だからこそ誰かの役に立てるのではないか
たくさんの愛情をくれた自慢の両親が生きた証を残したくて書き続けています。

身近で見た癌発見前の体の異変、癌発見、入院、抗がん剤、告知、看病、別れの時、それぞれの死から感じた事など赤裸々に書きます。 読んでくれる方の何かのきっかけになってくれれば嬉しいです。

僕には大好きな父との
かけがえのない思い出がある。


月日が経てば経つほど
僕の心を温めてくれる
かけがえのない思い出だ。


その年、僕の地元では数年ぶりに
花火大会が開催されることとなった。


僕はこの日を楽しみにしていた。
花火大会当日は休みを申請したので
僕は見に行ける事となった。


僕はこの花火大会が開催されると発表された時から
3人で見に行きたいと思っていた。

しかし兄は残念ながら仕事だった。
兄が行けなくなった事で僕は心の中で
父と見に行きたいと思っていた。


しかし照れくさくて父に
「一緒に行こうよ」という言葉が
言えなかった。


僕は言葉にできなかったけれど
普段なら休日は18時ぐらいにはお風呂に入るのにあえて入らず、
父に花火大会を見に行くアピールをしていた。


最も最悪は一人で見に行く事にしようと
思っていた。


父はというと、この日も
僕の夕飯の準備をしてくれた。


なぜか覚えている、
この日の夕飯は生姜焼きだった。


そしていつも通り缶ビールを数本飲み
良い具合に酔っぱらっている。


僕は心の中で


(こりゃあもう信ちゃんは行く気がないな)


と思い、むしろ吹っ切れた感じで
父が作ってくれた生姜焼きを食べた。


食べ終わって少し休憩して
食器を片付けて


(さあそろそろ行くか!)


と気合を入れると


父がいきなり


「よし!行くぞ!」



と僕に声をかけてきた。



僕はビックリして


「行くぞ、ってどこへ?」


「花火に決まっているだろ」


と父は得意そうな顔で
僕に言ってきた。



僕は驚きを隠せないまま
戸締りを確認し
玄関で靴に履き替え
準備万端な父に遅れを取らないよう
慌てて準備した。


そしていつものように
母の遺影を持って
「3人」で出かけた。






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コメント

 コメント一覧 (2)

    • 1. めりあん
    • 2018年10月12日 18:14
    • 5 H30.10.10に父親を無くしたばかりのものです。同じく20代です。

      うまくコメントが出来ませんが…

      一言伝えると、『ほっこり』しました。
      3人で行った花火大会は楽しかったでしょうか?( ´罒` )
    • 2. yuuji16
    • 2018年10月13日 23:57
    • めいあんさんへ
      コメントありがとうございます。
      10月10日にお父様を亡くされたのですね…。何と言ってよいか、言葉がありません。心からお悔やみ申し上げます。またそんな大変な時期に僕のブログに目を通してくれてまた僕の経験談でほっこりしてくれたことなんだか同じ経験をしたものとして、ちょっとでも悲しみを和らげる手助けができたのではないかと誇らしく思います。
      お役に立てるのはわかりませんがまたお時間あるときは僕のブログをご覧頂けたら嬉しいです。大変な時期に素敵なコメントを下さり、ありがとうございました。
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