20代で両親を癌で亡くした僕の想い ~心の宿り木を目指して~

21歳の時に母を29歳の時に父を亡くした現在31歳の男です。 僕の経験や想いを書いています。 死別を経験した僕だからこそ誰かの役に立てるのではないか たくさんの愛情をくれた自慢の両親が生きた証を残したくて書き続けています。 身近で見た癌発見前の体の異変、癌発見、入院、抗がん剤、告知、看病、別れの時、それぞれの死から感じた事など赤裸々に書きます。 読んでくれる方の何かのきっかけになってくれれば嬉しいです。

21歳の時に母を29歳の時に父を亡くした現在31歳の男です。
僕の経験や想いを書いています。
死別を経験した僕だからこそ誰かの役に立てるのではないか
たくさんの愛情をくれた自慢の両親が生きた証を残したくて書き続けています。

身近で見た癌発見前の体の異変、癌発見、入院、抗がん剤、告知、看病、別れの時、それぞれの死から感じた事など赤裸々に書きます。 読んでくれる方の何かのきっかけになってくれれば嬉しいです。

築25年の我が家は父の独断で
屋根と外壁とお風呂のリフォームを行った。


僕と兄は家のメンテナンスなどに対して
興味がないというか関心が無かった。


というか父に任せっきりであったし
父が考えた事なら僕は間違いないと
思っていた。


父の口からリフォームを行うことにしたと
聞いた時は多少驚きはしたものの
まあたしかに25年も立っていたら
どこかしらボロが出てくるだろうと思い
すんなりと受け入れた。


そして無事にリフォームが終わって
数日が立ったある日、


仕事が休みだった僕はいつものように
父と2人で夕飯を食べていた。


父は口下手だ。
だがアルコールが入ると饒舌になる。


僕は何気なく父に今回のリフォームについて
話を振った。


「急遽お風呂も直すことになったけれどやってよかったね」


と言うと父は今回のリフォームを行った真意を
話してくれた。


それは僕ら子供達に対する隠された父の想い
だった。


「向こう30年はおまえと兄ちゃんが安心して暮らせるようにと思ってリフォームをしたんだ」



「それがまさかお風呂までとは思わなかったが、お風呂もこれでしばらくは心配いらないな」


と嬉しそうに、穏やかな顔をして
僕に優しく話しかけてくれた。


僕は今回のリフォームは目先と言うか
ボロボロだから直さなければいけないから
行ったのかとずっと思っていた。


まさか僕と兄の30年先の事を考えて
リフォームを行ったのだなんて
夢にも思わなかった。


僕はそんな父の想いを聞いて
目頭が熱くなった。


そして本当に父に愛情をもらっているなと
再認識させられた。


そしてもっともっと父の事を
大切にしなければと心に強く誓った。




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