2010年4月1日。
僕はこの日、晴れて
社会人としての第一歩を踏み出した。


内定をもらってからこの4月1日までに
アルバイトとしてすでに数回
配属先の店舗で働いていた。


接客は好きだが人生初めての飲食業。
緊張しやすい性格、
覚えることが多すぎて頭がパンク。


自分ではミスがミスだとわからないぐらいで
先輩から毎日たくさんの注意を受けた。


学生時代のお世話になっていた
家の近所のアルバイト先では
人間関係も良好で
優しく丁寧にわかりやすく教えてもらって
アルバイトとはいえ、やりがいがあり楽しかった。


配属先の店舗は当時300店舗ある中で
全店舗の中で毎月売上が1位と2位を争うほど
忙しい店舗であった。


配属先を告げられた時は嫌だったり
何でそんなお店に配属なのだろうと怒りを覚えたけれど


後になって考えた時に
僕のような飲食経験が無い素人が居ても
他の従業員はレベルが高い人ばかりなので
僕のミスも簡単にフォローできて
僕が居ても大して足手まといにならなかったからだと思った。


アルバイトの先輩で1人とても怖い先輩が居て
その人に毎日のようにたくさん注意を受け
たくさん落ち込んだけれど
僕は入社当時は一度も辞めようと思わなかった。


それは社会人としてスタートを切る前に
普段の何気ない父との会話で
父からもらった言葉が僕を支えてくれたから。



「三日・三月・三年」という言葉だ。



「3年やらなければその仕事があっているかなんてわからない」


酔っぱらった父からもらった言葉だが
普段口下手な父なりの僕に対してのエールだと
勝手に思い込み、絶対3年は続けてやる!と
当時自分によく言い聞かせていた。


そして入社式をしてから2週間は
アルバイトして働いていた店舗から離れ
本社で2週間研修だった。


同期と傷の舐め合いではないけれど
お互いを励ました。


その研修中、部長からの講義中
同期の何人かが
「あなたの座右の銘は何?」
と聞かれていた。


思えば真剣に座右の銘など考えた事がなかった。
それこそ就職の面接で何回か聞かれたことがあった。


当時は何て答えていたのかよく覚えていないが
「努力です」などと答えていた気がする。


この講義でももし部長に指されたら
そういうありきたりな回答をするつもりだった。


結局指されずに済んだが
どこかモヤモヤではないが


社会人になったことだし
何か座右の銘を考えなくてはいけないなと
考えていた。


そしてこの研修期間の休み中
僕はあるドラマを見て
今も大事にしている座右の銘を
手に入れる事となる。





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